ロイヤルカナン 韓国にアジア太平洋地域向け新工場を開設、アジアの需要拡大に対応

2018/09/13

栄養学に基づいた犬と猫のプレミアムペットフードおよび食事療法食を展開するロイヤルカナン(本社:フランス、エマルグ 社長:ロイック ムトー)は、韓国 全羅北道 金堤(キムジェ)市に、ロイヤルカナンの世界で15番目となるペットフード製造工場を開設し、9月10日に、この新工場にて開設式典を執り行いました。

ロイヤルカナン韓国工場は、アジア太平洋地域を主力供給先とする初めての拠点であり(中国国内市場向け製品を生産する上海工場を除く)、犬と猫の健康に対するロイヤルカナンの情熱を紹介する最新鋭の工場です。工場の敷地面積は、10万平方メートル。
2018年9月に稼働を開始いたします。

新工場開設の背景

日本では、ペットの家族化、高齢化などにより、ペットの健康に対する意識が向上し、個々の犬や猫に最適な栄養バランスを提供するロイヤルカナン製品の需要は伸び続けています。また、他のアジア諸国、特に経済成長が著しい新興国において、ペットフード市場は拡大しています。2017年、アジア太平洋地域のペットフード市場は、前年比8%増* となっており、同市場におけるロイヤルカナンの売り上げも伸長しています。
アジア・太平洋地域に限らず、ロイヤルカナン製品の需要は、世界的に増加しており、ロイヤルカナン世界共通の厳しい品質・安全基準を順守し、安定的に製品を供給すること
が鍵となっています。このような状況を踏まえ、ロイヤルカナンは、アジア太平洋市場向けに、韓国・金堤市に新工場を開設する運びとなりました。この新工場の開設により、アジア太平洋地域における栄養学に基づいたプレミアムペットフードの需要に、より迅速に対応することが可能となります。

*Asian Trends in Pet Food and Pet Health “Growth of Cat and Dog Food, APAC 2017” Euromonitor International March 2017

最新鋭の製造工場

韓国新工場には、業界において最先端の技術と設備を導入しています。最新の原材料クリーニング設備(クリーニングタワー)を備え、すべての原材料から確実に異物を除去します。原材料の粒子を超微細にする最新技術を導入し、嗜好性と消化率を高めます。
また、異なる製品の混入を防ぐためにベルトやチェーンコンベアを用いない新しいパッキングシステムなどを採用しています。
同工場で製造される製品は、フランス工場を含む他のロイヤルカナンの工場で製造される製品と同じ世界共通のロイヤルカナンの品質基準を満たすものであり、フランス本社での厳しい品質検査を経て出荷されます。

開設式典では、ロイヤルカナンのアジア太平洋地域リージョナル・プレジデントのシルビア バーベリーが「私たちは個々の犬と猫のニーズに応える栄養バランスのフードを、世界中の工場で同じ品質・安全基準体制の下、生産しております。さらに最新鋭の技術を導入したこの新工場で、これまで以上に消化性、嗜好性に優れた製品を製造して参ります。
この新工場は、アジア太平洋地域におけるペットフード需要増加のニーズに対し、重要な役割を果たすことになるでしょう」と述べました。なお、日本市場向けには、犬用食事療法食「満腹感サポート ドライ」(1kg, 3kg, 8kg)がこの新工場で生産されます。フランス本社での品質検査を経て、2018 年第 4 四半期に製造が開始される予定です。

【開設式典】
(写真右から4番目 金堤市長 朴俊培氏、右から5番目ロイヤルカナン アジア太平洋地域リージョナル・プレジデント シルビア バーベリー、右から6番目 全羅北道 副知事 崔政浩氏)

ロイヤルカナンについて

1968年、南フランスの獣医師、ジャン カタリー博士によって誕生したロイヤルカナンは、創業以来一貫して、犬と猫の健康な生活を毎日の食事からサポートするために日々研究を行ってきました。「Dog and Cat First-すべては犬と猫のために」を掲げ、犬と猫の品種、年齢、身体のサイズ、ライフスタイル、健康状態などにより異なるニーズにきめ細かく配慮した栄養バランスのペットフードを開発。
現在、日本をはじめ世界93ヵ国で200種類以上の製品を展開しています。
https://www.royalcanin.co.jp/

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