獣医学書籍等を発刊する株式会社エデュワードプレス（所在地：東京都町田市、代表：西澤行人）が、2021年2月1日「CLINIC NOTE 2021年2月号」を発刊しました。

CLINIC NOTE2月号は、1月号で特集した「まずはここから！循環器疾患の標準知識」の後編です。本特集の前編（1月号）では、循環器診療における「各臨床検査」と「心不全の病態と臨床徴候」について徹底解説しました。

それに続く2月号の後編では、臨床医が知っておくべき6疾患をご紹介。疾患の中には、救急場面で必要となる対応方法についても触れています。「しっかりと診断をつけるため」の知識をお届けしていきます。

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特集詳細

循環器診療における「各臨床検査」と「心不全の病態と臨床徴候」について解説した「CLINIC NOTE1月号」をお読みいただいた先生方からは、以下のような声をいただきました。

・表やグラフ、図を用いて心不全を体系的に説明してもらえて良かった。
・循環器診療で気を付けなければならない身体検査が書かれており、各項目で覚えておかないといけない基準値が記載されていて良かった。
・基本的な内容をかみ砕いて説明していて良かった。次号の難しい不整脈治療に期待。
・ACVIMのガイドラインを読みやすくまとめてもらえており良かった。
・使い慣れた心エコー検査にすぐにいってしまっていたが、今回の特集を読んで考えを改めさせられた。

今回の特集は、前編（1月号）と後編（2月号）をあわせてお読みいただくことで、一次診療における循環器疾患に関する知識を網羅できる内容となっています。
ぜひ、2号続けてお読みいただき、日々の診療にお役立てください。

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■CLINIC NOTE2月号の詳細

≪犬の僧帽弁閉鎖不全症≫
執筆／水野壮司先生（東京大学附属動物医療センター循環器科／Ve.C. Japan動物病院グループ循環器科）
2019年に改定されたACVIMガイドラインをベースに解説しています。
犬のMRにおける標準的な知識の確認を目的として、その病態、重症度分類、診断および治療について取り上げています。
「stage B2 ですでにピモベンダンを使用していた症例の病態が進行した場合の次なる一手」などのワンポイントアドバイスも充実しています。

≪猫の心筋症≫
執筆／新実誠矢先生（麻布大学）
犬のMR同様、ACVIMガイドラインのポイントを押さえながら、実際の診療の流れに沿って、解説しています。
混同しがちな各心筋症について、形態的特徴の分類がひと目でわかる一覧表や、重症度評価のためのステージング、そしてステージごとの治療指針、治療薬一覧表は必見！現場でも即使える内容となっています！

≪犬・猫の急性心不全≫
執筆／侭田和也先生（どうぶつの総合病院 専門医療＆救急センター）、上田 悠先生（ノースカロライナ州立大学）
本稿では、急性心不全の病態、呼吸困難を呈した症例に対するアプローチ、診断から治療の流れについて解説しています。
救急場面でも慌てないよう、状態の安定化や初期評価についても詳細に掲載しています。
また、治療の流れがわかるフローチャートを、犬と猫それぞれ分けてまとめており、ぱっと見て理解できる内容は必見です！

≪犬の心タンポナーデ≫
執筆／上原拓也 先生（札幌夜間動物病院）
本稿では、救急治療医の立場から「心タンポナーデの対処法」を解説。
心タンポナーデの病態を理解し、症候性の患者をいかに救命・安定化するかがわかる内容となっています。また、実際に、心タンポナーデの状態の安定化を行った２症例について掲載しています。

株式会社エデュワードプレスについて

・社名：株式会社エデュワードプレス
・設立日：1987年12月
・所在地：〒194-0022　東京都町田市森野1-27-14　サカヤビル2階
・代表：代表取締役社長　西澤行人
・事業内容：出版・電子出版事業、映像事業、セミナー事業、広告企画・コンサルティング事業、エデュテック事業
※2020年5月1日 株式会社インターズーは、株式会社エデュワードプレスに社名変更いたしました。