11月1日はワンちゃんの日! NJSS、警察犬・麻薬探知犬など使役犬関連の入札を調査 ~公的機関が入札を募集する使役犬関連案件は年間1.3億円超~

2018/11/09

(株)うるるが官公庁・地方自治体入札市場レポート(11月1日の犬の日特別編)を発表。NJSS、警察犬・麻薬探知犬など使役犬関連の入札を調査~公的機関が入札を募集する使役犬関連案件は年間1.3億円超~

2008年より「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を運営し、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた株式会社うるるは、犬の日に因んで使役犬関連の入札を調査しました。※当調査は、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。

■犬の日とは
日本のペット関連6団体が協議して1987年に制定した犬の記念日です。日にちは、犬の鳴き声のワン(1)ワン(1)ワン(1)に因み、11月1日となりました。犬についての知識を身につけ、犬をかわいがる日とされています。

■使役犬とは
特殊な訓練を受けて、人間のために利用される犬のことです。身近な例を挙げると、災害時に災害現場で生存者の救出活動を手伝う「災害救助犬」、空港で麻薬の持ち込みを検知する「麻薬探知犬」、警察の捜査を手伝う「警察犬」などが使役犬に当たります。


・調査対象期間 2017年10月1日~2018年9月30日
・調査日:2018年10月10日
・使役犬関連入札件数 32件
・落札金額合計 約1億3千万円

■入札のプロが語る。データから読む入札の動向~11月1日 犬の日特別編~

「入札情報速報サービス NJSS」を運営し入札案件情報と日々向き合っていると、入札には様々な案件が存在していることがわかります。例えば「おにぎり」というキーワードで案件検索をすると、「自衛隊の訓練などで支給するおにぎりの納品」という案件が存在したりなど、様々な入札案件を見かけます。



そんななか、今回は11月1日の犬の日にちなんで、「犬」というキーワードで犬にまつわる入札案件をピックアップし、中でも「使役犬」についてレポートをいたします。



まず使役犬関連の入札市場規模は、直近1年間で発注されている総額で1億3,000万円強(NJSS調べ)。22兆円と言われる入札市場においては決して大きな額ではないものの、年間で1億を越えた発注がされています。



その内、約半数の発注金額を締めているのが、“麻薬探知犬”です。

日頃私達にとって身近なものではありませんが、各地の税関事務所から発注されています。時折流れてくる麻薬密輸関連ニュースの裏側には、麻薬探知犬の活躍がある事が考えられます。



他には警備・警察犬、救助犬、身体障害者補助犬などに分類され、この中でも特に昨今の自然災害と密接にかかわっているのが「救助犬」絡みの案件。



(以降は主観になりますが)行政機関から直接的に救助犬の入札案件は発注されないものの、生存者の発見には救助犬の活躍が取り上げられます。



自然災害対策への必要性が改めて論じられている昨今、向こう1年の入札市場における「使役犬」案件のうち、「救助犬絡みの案件」の割合が増加する可能性は高まってくると思っています。



今回のレポートで参考にした「入札情報速報サービス NJSS」では、使役犬以外にも幅広い業務の入札情報をお届けしています。入札事例など、入札に関する情報を発信していくことにより、より多くの企業様が入札に参加いただける環境づくりに努めます。

(NJSS事業部長 清水希

【入札情報速報サービスNJSSとは】

市場規模22兆円の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国7,500の機関の入札/落札情報を一括検索・管理出来る業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、プログラムのみでは取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。

※当月次レポートは、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。当社は、当月次レポートに掲載されている投稿内容につきまして、情報の内容や正確さには細心の注意を払っていますが、利用者が当レポートの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

【サービスに関するお問い合わせ先】

株式会社うるる NJSS事業部 担当:金原(きんぱら)・桒田(くわた)
TEL:03-6221-3063 E-Mail:info@njss.info

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