《パナソニック株式会社》健康状態を可視化する 「小動物ヘルスケアデバイス」展示会にて10月公開

2020/09/17

パナソニック株式会社FUTURE LIFE FACTORYは、「大切な人に届けたいモノづくり」を応援するD+IO(ドゥーイングアイオー)プロジェクトの第2弾として、ペットの活動量や体重、飼育する環境の温度・湿度などが測定できる「小動物ヘルスケアデバイス」のレシピを、2020年9月15日(火)より公式サイトにて公開いたしました。

実際に制作したデバイスは、10月3日(土)、4日(日)東京ビッグサイトにて開催される、日本最大級のものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2020」スポンサーブースで初公開します。

詳しくはこちら▼
https://panasonic.co.jp/design/flf/works/doing_io/


----- D+IOプロジェクト概要 -----

D+IOプロジェクトは、FUTURE LIFE FACTORYが現在取り組んでいる「大切な人に届けたいモノづくり」を応援する活動です。市販の電子部品や身の回りにある素材を使って、「大切な人に届けたいプロダクト」を作るためのソースコード、部品リスト、その購入先、配線図、組み立て手順、使い方などを、ソースコード開発・共有サービス「GitHub(ギットハブ)」に公開しています。また、IOは専門用語で「インプット・ アウトプット」の略称、D+IOで公開したレシピが別のエンジニア、クリエイターの手によって更に磨かれ、その知恵がみんなに還元される、まさにDoing it ourselvesな世界観を目標としています。

After/ Withコロナの時代において大事なのは、これまでのような自分のためのものづくりではなく、大切な身近な人を思ったものづくりではないかと考えます。
D+IOプロジェクトは、人間が本来備え持っているクリエイティブ力を取り戻し、 自身の力で私たちの生活をアップデートしていくことで、次代の豊かなくらしの実現やコミュニティの関係性構築を目指したプロジェクトです。

D+IOプロジェクト第2弾「小動物ヘルスケアデバイス」について

<動画公開の背景>
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、自宅で過ごす時間が長くなったことによりペットを飼う人が増えたと言われています。なかでも、ハムスターや小鳥などの小動物は飼育しやすいことから人気を集めています。ところが犬や猫用に比べ、小動物用のヘルスケア製品は市場に多く出回っていないのが現状です。ハムスターにおいては、夜行性で日中は寝ていることが多く、病気にかかっていたとしても症状が早期に見つかりにくいと言われています。また、室温や湿度の変化が健康に影響を与えてしまうという課題があります。

こうした課題を解消すべく、パナソニック FUTURE LIFE FACTORYはD+IOプロジェクトの一環として小動物の体重や活動量、飼育環境の温度や湿度などを計測して健康管理ができる「小動物ヘルスケアデバイス」のレシピを考案し公開することにしました。このヘルスケアデバイスでは、小動物の健康状態や 飼育環境を可視化し、健康管理を行うことで病気の早期発見を促進します。愛情を持って接する大切な小動物に、ヘルスケアデバイスを実際に使っているシーンを想像しながら、モノづくりを通じて、今の困難な状況を乗り越えるための一助になればと考えています。

<レシピ紹介ムービーを公開>
D+IOプロジェクトは、9月15日(火)よりコンセプトムービーに加え、「小動物ヘルスケアデバイス」のレシピを紹介するムービーを公式サイトに公開します。また、既に公開している第1弾「CO2換気アラートデバイス」のレシピも視聴可能です。

公式サイトURL▼
https://panasonic.co.jp/design/flf/works/doing_io/


<「小動物ヘルスケアデバイス」に使用するセンサーの概要>
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「モーションセンサ」
【機能】
赤外線の動きを検知し物体の動きを観測

【使用例】
小屋の天井などに貼り付けて小動物の動いている時間を計測

「測距センサ」
【機能】
赤外線の反射を検知し物体との距離を観測

【使用例】
小屋の壁面などに貼り付けて小動物が近づいた回数を計測

「ドアスイッチ」
【機能】
磁石とくっつくことで接触を検知

【使用例】
磁石を回し車に貼り付け回転数を計測

「歪みセンサ」
【機能】
わずかな歪みを検知して重量に変換

【使用例】
小屋に設置して小動物の重さを計測

「環境センサ」
【機能】
周辺環境の温度、湿度を測定

【使用例】
小屋内部の温度、湿度を測定

「Maker Faire Tokyo 2020」への出展

2020年10月3日(土)、4日(日)東京ビッグサイトにて開催されるものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2020」にパナソニック株式会社FUTURE LIFE FACTORYは、”D+IOプロジェクト“スポンサーブースを出展します。本展示では、D+IOプロジェクトのコンセプトと、「小動物ヘルスケアデバイス」はじめ、そのレシピの一例を提示します。

【開催期間】
10月3日(土)12:00~17:00
10月4日(日)10:00~16:00
※入場は終了の30分前まで

【取材受付時間】
各日13:00/15:00

【会場】
東京ビッグサイト(西4ホール)東京都江東区有明3-11-1

【入場料金】
前売り:大人1,000円、18歳以下500円(いずれも税込)

【主催】
株式会社オライリー・ジャパン

【URL】
https://makezine.jp/event/mft2020/

【展示内容】
・「大切な人に届けたいモノづくり」を応援するD+IO(ドゥーイングアイオー)プロジェクトの紹介 市販の電子部品や身の回りにある素材で作れる「D+IO Product」の完成品
・FUTURE LIFE FACTORYの活動紹介

【プレゼンテーション】
10月4日(日)10:30~10:50 ※オンライン中継あり
「デザインエンジニアが目指すモノづくりのムーブメント'D+IO'とは」
スピーカー:パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY 川島大地

※なお、本展示ではMaker Faire Tokyo2020運営事務局および東京ビッグサイトの指導に基づき、新型コロナ感染防止対策に万全を期します。

<当社ブース展示主催・企画 デザイン>
パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURELIFE FACTORY

<プロジェクトパートナー>
株式会社BIRDMAN / https://www.birdman.ne.jp/

FUTURE LIFE FACTORY概要

FUTURE LIFE FACTORYは、「これからの豊かなくらしとは何か」を問い直し、具現化していくパナソニックのデザインスタジオです。ユーザーの課題解決や、テクノロジーを中心に置いた従来の商品開発だけでなく、未来洞察を基にした、人々の価値観の変化や社会課題を起点としたクリエイションが大きな特徴です。従来の常識にとらわれない発想で、新規事業の種や未来のくらしのビジョンを世に問いかけています。

【公式サイトURL】
https://panasonic.co.jp/design/flf/


<FUTURE LIFE FACTORYに関するお問い合わせ先>
住所:〒105-0013 東京都港区浜松町1丁目17番14号 パナソニック浜松町ビル6階
メールアドレス:futurelifefactory@gg.jp.panasonic.com

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