株式会社PLAN-Bは全国の愛犬を見送った経験のある325人を対象に「ペットロス」に関するアンケート調査を実施

2021/07/15

株式会社PLAN-B(本社:東京都港区、代表取締役:⿃居本 真徳)が運営をするINUNAVI(いぬなび)は全国の愛犬を見送った経験のある325人を対象に「ペットロス」に関するアンケートを実施し、愛犬が亡くなったときの状況や周りからかけられて嫌だった言葉、救われた言葉などリアルな実情を調査しました。

詳しくはこちら▼
https://inunavi.plan-b.co.jp/petloss_dog_deta/

アンケート項目と結果

■アンケート項目
Q1:愛犬を亡くしたのはどれくらい前ですか?
Q2:愛犬が亡くなったときの愛犬の年齢を教えてください
Q3:愛犬を看取ることはできましたか?
Q4:「ペットロス」という言葉を知っていますか?
Q5:愛犬を亡くしてペットロスになったことはありますか?
Q6:ペットロス症候群になったことはありますか?
Q7:現在わんちゃんを飼っていますか?
Q8:愛犬を亡くしたときどんなことが辛かったですか?
Q9:愛犬を亡くして気を紛らわせるためにしていたことがあれば教えてください
Q10:周りからかけられた言葉で嫌だったことがあれば教えてください
Q11:周りからかけられた言葉で心がラクになったことがあれば教えてください
Q12:もし今、亡くなった愛犬に手紙を出す(言葉をかける)としたらどんなことを伝えたいですか?
Q13:芸能人や有名人でペットロスになったことがあると聞いたことがある人はその有名人の名前を教えてください


【ペットロスとは】
愛犬を亡くしたという飼い主さん自身の体験や亡くしたことによる悲しみのこと。ペットと暮らす人ならば誰もが起こりうることで正常な反応

【ペットロス症候群とは】
ペットロスの重症化。愛犬を亡くした悲しみのダメージによって、精神的や身体的にさまざまな症状が現れること(※2)

(※1)参考:日本におけるペットロス研究の動向と展望ーhttps://ynu.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=9638&item_no=1&attribute_id=20&file_no=1

(※2)参考:日本医師会「ペットロス症候群」ーhttp://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/201.htm


■アンケート結果を抜粋

Q3:愛犬を看取ることはできましたか?

愛犬のことを「看取ることができた」と回答した人は59.7%でした。

大切な愛犬の死を看取りたいと考えているわんちゃんの飼い主さんは多いですが、タイミングや状況によっては看取ることができないこともあります。

Q4:「ペットロス」という言葉を知っていますか?

「ペットロス」という言葉を「知っていた」と回答した人は91.1%でした。
今では書籍やテレビ番組、有名人の発信するSNSにも「ペットロス」という言葉が出てくるため、さまざまなものを見たり聞いたりして9割以上の人が「ペットロス」という言葉を認知しているようです。

Q5:愛犬を亡くしてペットロスになったことはありますか?

ペットロスの経験について最も多い回答は「あるが現在は落ち着いている」81.2%でした。

9割以上の人はペットロスを経験しているようです。
ペットロスは誰でもなりうる可能性があり、正常な反応であることから多くの人がペットロスとなっても不思議なことではないでしょう。

Q6:ペットロス症候群になったことはありますか?

ペットロス症候群の経験で最も多い回答は「ない」69.8%でした。
しかし、「あるが現在は落ち着いている」26.2%や、「現在もペットロス症候群の症状がある」と回答した人が4.0%もいることから、ペットロスが重症化してしまう人も3割程度いることがわかります。

【愛犬の看取りとペットロスの関係を分析】
愛犬を看取ることができた人も看取ることができなかった人も、ペットロスの経験の有無にそこまで大きな差はありませんでした。

また、看取ることができた人のほうがペットロス症候群になった割合が多く、実際に愛犬の命が消えていくのを目にするショックは大きいと推測できます。

かけられた言葉で嫌だった・心がラクになったコメントをご紹介

***** 愛犬を亡くしたときにかけられた言葉で嫌だったコメント ****
●「心臓が悪かったので、もっと早く病院に行けばよかったのにと言われた事」(女性 / 50代)
●「『また飼えばいいやん』って言われたのがものすごく腹が立ちました。死んだわんこにはもう二度会えないのにって思いました」(女性 / 40代)
●「5年で亡くなったので、育て方が悪かったんじゃないか?うちの犬は10年以上生きていたと言われたこと」(女性 / 30代)
●「苦しませるくらいなら安楽死させたら良かったのにと言われた」(女性 / 30代)
●「これから気兼ねなく旅行とかに行けるねと言われた時はとても嫌な気分になりました」(女性 / 30代)
●「ペットが亡くなったくらいで泣くなと言われたことは嫌な気持ちになりました」(男性 / 20代)
●「ペットを飼ったことのない人に『しっかり!早く立ち直って!』と言われたことです。気持ちにより沿ってもらえた気がしなかったですし、腹が立ちました」(女性 / 30代)

「新しい犬を飼ったら?」「次何飼うの?」「たかが犬でしょ?」という言葉をかけられたことが嫌だったとコメントした人が多く、中には「寿命より早かったね」という信じられない言葉もありました。
どのコメントも家族の一員であるわんちゃんを亡くして悲しんでいる人に対する言葉とは思えず、思いやりが欠けているように感じます。言われたほうはその言葉で深く傷つくこともあり、ペットロスを助長することにもなるため言葉には十分に気を付けたいものですね。


***** 愛犬を亡くしたときにかけられた言葉で心がラクになったコメント ****
●「『○○くん(犬の名前)は本当に幸せだっただろうね』です。彼も幸せだったんだな、私と同じ気持ちなんだなと思うと嬉しさと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」(女性 / 30代)
●「かなしみはかなしみのままで、と声をかけてもらえたことが時間とともに心にしみました。うちに来て幸せだったね、と言ってもらえたのも嬉しかったです。よそのワンちゃんの飼い主さんが『○○君にはお世話になったね』と、その家のワンちゃんに声をかけて話しているのも救われた気がしました」(女性 / 40代)
●「その子が愛されてたんだなぁってわかる様なことを言われると嬉しかったです」(男性 / 30代)

「あなたと暮らせて幸せだった」「愛されていた」「大切にされていた」という言葉で心がラクになったというコメントが多かったですが、「言葉ではなくそっとしておいてくれたこと」と回答した人もたくさんいました。

言葉でわんちゃんを亡くした悲しみが癒えるわけではありませんが、愛犬を想う気持ちを汲んでもらえる言葉をかけられると少し心がラクになるのかもしれません。


【調査概要】
アンケート内容:ペットロスに関するアンケート
調査方法:インターネット調査
アンケート対象:全国の犬を見送ったことのある10~60代の325名(男性100名 / 女性225名)
アンケート実施期間:2021年7月3日~7月4日

会社概要

■運営会社
株式会社PLAN-B
代表取締役:⿃居本 真徳
従業員数 :149名
事業内容:デジタルマーケティング事業、メディア事業
HP▶ https://www.plan-b.co.jp/

■掲載サイトINUNAVI(いぬなび)
https://inunavi.plan-b.co.jp/

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