2022/04/14
株式会社ネイチャーリンクス(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:中谷 久一)は、犬を飼っている方/ドッグトレーナーを対象に、「ペットのしつけ」に関する調査を実施しました。
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https://naturelinks.co.jp/
「犬のしつけで悩んだことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『ある(73.0%)』と回答しました。
多くの方が、犬のしつけについて悩んだことがあるようですが、一体どのようなことで悩んだ経験があるのでしょうか?
『ある』方の回答では、『インターホンや他人に吠えてしまう(51.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『噛むくせがある(25.4%)』『イタズラをする(24.1%)』と続きました。
半数以上の方が、インターホンや他人に反応して吠えてしまうことに悩んだ経験があるようです。
また、じゃれて甘噛みをしたり、自宅のさまざまな物を噛んだりといったことも悩みの種である様子が窺えます。
悩みに関する具体的なエピソードを聞いてみました。
来客や、散歩中にすれ違った他の犬などに吠えてしまっているようです。
また、さまざまな物を噛んでしまったり、ゴミ箱をあさったりといったイタズラに悩んでいる様子もわかりました。
「普段、どのようにしつけをしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『いけないことをしたときは叱る(59.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『褒めて教える(47.4%)』『トイレの場所を覚えさせる(43.2%)』と続きました。
してはいけないことをしっかりと覚えさせ、良いことをしたときには褒めてあげるといったしつけをしている方が多いようです。
また、トイレの場所を覚えさせるという方も多く、一緒に生活していく中で大切なしつけなのかもしれません。
では、しつけは上手くいっているのでしょうか?
「それらの方法でのしつけは上手くいっていると思いますか(上手くいったと思いますか)?」と質問したところ、『とてもそう思う(18.2%)』『ややそう思う(50.5%)』『あまりそう思わない(26.6%)』『全くそう思わない(4.7%)』という結果になりました。
6割以上の方がしつけが上手くいっていると思う一方で、上手くいっていないと思う方も約3割と決して少なくないことがわかりました。
本やインターネットなどで、犬のしつけについて情報を得ている方もいるとは思いますが、やはりそれだけでは難しいのかもしれません。
「誤ったしつけの仕方をしている飼い主さんは多いですか?」と質問したところ、『とても多い(45.9%)』『やや多い(44.7%)』『あまり多くはない(7.4%)』『少ない(2.0%)』という結果になりました。
しつけのプロから見て、誤ったしつけの仕方をしている飼い主さんは非常に多いようです。
では、誤ったしつけの仕方とはどのようなことが挙げられるのでしょうか?
『とても多い』『やや多い』『あまり多くはない』と回答した方に聞いてみました。
「やってしまいがちな誤ったしつけの仕方とはどのようなことですか?(複数回答可)」と質問したところ、『常にご褒美を与える(43.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『吠えているときに叱る(38.5%)』『上から見下ろして叱る(29.9%)』と続きました。
常に犬が好むおやつなどを使ってしつけをすることは、飼い主がやりがちな誤ったしつけの仕方だということが窺えます。
また、頻繁に吠えてしまうことは飼い主にとってもストレスが溜まるため、思わず叱ってしまうのかもしれませんが、これも誤ったしつけの仕方のようです。
よく見かける誤ったしつけの仕方を具体的に聞いてみました。
■目にする機会の多い誤ったしつけの仕方とは?
・ご褒美が多い(30代/女性/東京都)
・できないと叱る(40代/男性/兵庫県)
・叱るときに名前を叫んだり、エサで釣ろうとしている(40代/男性/千葉県)
・犬のペースで散歩をさせる(50代/男性/東京都)
ご褒美を頻繁にあげたり、散歩の際に犬のペースに合わせたりと、甘やかしている方が多い様子がわかります。
また、誤った叱り方だけでなく、叱るべきでないシチュエーションで叱っている方も多いようです。
■正しいしつけの方法とは
飼い主がやってしまいがちな誤ったしつけの仕方がわかりました。
では、どのようなしつけ方法が良いのでしょうか?
具体的に聞いてみました。
■【しつけの仕方】こうした方が良いです!
・コミュニケーションを増やしながら目を見て優しく語る(20代/女性/埼玉県)
・なるべく気持ちに寄り添ってあげる(40代/女性/大阪府)
・できたときはすごく褒める(40代/男性/兵庫県)
・愛情を持って接する(50代/男性/東京都)
愛犬とのコミュニケーションを増やし、愛情を持って気持ちに寄り添ってあげることが大切だということがよくわかります。
■【まとめ】誤ったしつけの飼い主が多かった!大切な愛犬に正しいしつけをしましょう。
今回の調査で、飼い主の多くが、吠えてしまう、噛むくせがあるといったことに悩んでいることがわかりました。
いけないことをしたときは叱ったり、褒めて教えたりとさまざまなしつけの仕方をしていますが、しつけが上手くいっていないと感じる飼い主さんも少なくないようです。
一方で、良かれと思って行っているしつけの仕方も、ドッグトレーナーの回答から実は間違っていることも多いようです。
しつけのプロであるドッグトレーナーへの調査では、誤ったしつけの仕方をしている方が多く見られ、愛情を込めてしつけをすることが大切であることがわかりました。
家族の一員でもある愛犬といつまでも一緒に楽しく生活するために、接し方についてもう一度見直してみませんか?
調査概要:「ペットのしつけ」に関する調査
【調査期間】2022年3月18日(金)~2022年3月19日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】①犬を飼っている方523人/②ドッグトレーナー501人
【調査対象】➀犬を飼っている方/②ドッグトレーナー
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ