《株式会社PETOKOTO》日本初ペット専用新幹線の実証実験結果レポートを公開

2022/08/03

ペットウェルネス事業を展開する株式会社PETOKOTO(代表取締役社長:大久保泰介、本社:東京都新宿区)は、JR東日本スタートアップ株式会社との協働で2022年5月21日に「ペット専用新幹線」の実証実験を行いました。本検証では実証実験パートナーとしてパナソニック エコシステムズ株式会社が協力。実際に乗車したお客さまの満足度と、新幹線車内では次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を設置すると共に、ペットをケージから出して過ごす「ファミリータイム(ケージフリー)」時の粒子数等を計測することにより、定量検証を行いました。

詳しくはこちら▼
https://corp.petokoto.com/

検証内容

■実施の背景
PETOKOTOは2021年に東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)とJR東日本スタートアップ株式会社が主催する、ビジネス創造活動 「JR東日本スタートアッププログラム2021」に地球共創(SDGs)のテーマ枠で採択されました。

JR東日本グループが目指す「暮らしのプラットフォーム」への転換と、PETOKOTOが目指す「ペットを家族として愛せる社会」の実現。双方の目標を掛け合わせることで、新しい社会価値創造への一歩を目指し検討を進めてまいりました。

そして移動の際に、お客さまの愛犬が「手荷物」ではなく「家族」として過ごせる、「ペット専用新幹線」の実証実験に挑戦することができました。

公共交通機関にて実証実験を行うにあたり、まずペットが苦手な方の不快感・アレルギーの不安要素など課題の抽出を行いました。課題の可視化に伴い、実証実験パートナーとしてパナソニック エコシステムズ株式会社にご賛同いただき定量計測や「ジアイーノ」の設置にご協力いただきました。

■検証内容

今回はJR東日本グループさまとの実証実験として、ペット専用新幹線として臨時列車を運行し3車両を活用。1車両のみお客さまと愛犬が乗車する車両としてパナソニック エコシステムズさまと3社共同で運用・計測検証を行いました。

■検証前に挙がっていた具体的な課題例
騒音(吠え)、粗相、ニオイ、皮脂・被毛の滞留

■皮脂・被毛等に対しての対策
乗車前に全席にシートを被せ、座席に皮脂・被毛の付着を最低限にする準備を行う。また、下車後は特別清掃を入れ、小さなお客さま(犬たち)が触れた箇所の清掃を徹底。

■空気質に関する評価項目
空気浄化等の対策を施した車内にペットが乗車・解放した場合も含めた粉塵の発生量の評価、およびニオイ発生量の評価。

●使用機器
次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV4300 6台
<計測器>
粉塵量評価:ハンドヘルドパーティクルカウンター 3888(日本カノマックス)
ニオイレベル評価:ポータブル型ニオイセンサ XP-329ⅢR(新コスモス電機)

■検証条件
■お客さまペット専用車両
今回は2号車をペット専用車両として運用。当日は18組35名の飼い主さまと21匹の愛犬が同乗。

■「ジアイーノ」の設置場所
ペット専用車両(2号車)の2列目と14列目にそれぞれ「ジアイーノ」を3台ずつ設置。風向きはそれぞれ車両中心部に向かって吹き出すように設置。ホーム入線後車内に設置し、お客様降車直後まで稼働。

■計測場所
ペット専用車両(2号車)前方、後方、中央付近で粉塵・ニオイを計測。比較対象としてペットが乗っていない車両(3号車)にて同様に計測。

■計測タイミング
全部で6回計測
・上野駅ホーム上
・ホーム入線直後(お客さま乗車前)
・お客さま乗車後
・ファミリータイム(ケージフリー)中
・お客さま降車直後
・車両センターでの清掃後

検証結果

■検証結果①|【空気質評価】今回のペット車両への対策をとった専用新幹線車内では、ケージフリーの時間も、粉塵、ペット臭の発生は抑制

本検証では、パーティクルカウンターで0.3µmと0.5µmの大きさの粒子の数を計測しました。ペットの開放・人の活動による粉塵の発生が想定されましたが、ペット同伴乗車でファミリータイム有の2号車と比較対象のペット同伴乗車なしの3号車の粉塵量に明確な差は見られず、今回の対策によって粉塵の発生が抑制されていると推測されます。

また、ニオイについてはお客さまの一斉乗車後に数値が一時的に上がったものの、犬の活動量が増えるファミリータイムにおいては数値は徐々に低下しました。「ジアイーノ」によるニオイの抑制効果もあったと思われます。

■検証結果②|【参加者満足度】乗客の77%が満足し、支払い意欲も通常の2倍。マナー重視する傾向(画像参照)

今回のペット専用新幹線の運行は、軽井沢ペットツーリズムツアー「わん!ケーション」の移動手段として実施しました。参加者の65%はこのペット専用車両への乗車を目的に参加し、開催後のアンケート調査では77%のお客さまが満足と評価しました。また、本ツアーを一般車両・従来ルールで乗車した場合はお一人6,000円程度の支払いとなりますが、ペットフレンドリー車両へ乗車できる場合、85%のお客さまが2倍の12,000円を支払い許容値として指定しました。

また、「公共交通がペットフレンドリーになるために、何が必要だと思いますか?」という設問に対しては、飼い主のマナー向上や導線設計、啓発について多く言及されていました。

会社概要

■ 株式会社PETOKOTO 会社概要
所在地:東京都新宿区四谷本塩町2-8 WEEK四谷
代表者:代表取締役社長 大久保泰介
設立日:2015年3月23日
資本金:307,100,647円
従業員数:24名
​ホームーページ:https://corp.petokoto.com
事業内容:
・フレッシュペットフード「PETOKOTO FOODS」https://foods.petokoto.com/
・ペットライフメディア「PETOKOTO MEDIA」https://petokoto.com/
・保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」https://omusubi-pet.com/

■JR東日本スタートアップ 会社概要
所在地 : 東京都港区高輪2-21-42 Tokyo Yard Building7F
代表者 : 代表取締役社長 柴田 裕
設立 : 2018年2月
事業内容 : 事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びJR東日本グループとの協業推進
URL : https://jrestartup.co.jp/

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