動画URL：https://youtu.be/MXxf2GYYECA
動画配信期間：2023年３月１日～４月３０日
動画掲載サイト：
環境省_犬と猫のマイクロチップ情報登録について [動物の愛護と適切な管理]Webサイト
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

＜動画配信の背景と理由＞
令和４年６月１日から施行された「動物の愛護及び管理に関する法律」（動物愛護管理法）の一部を改正する法律により、犬猫等販売業者に対するマイクロチップの装着等の義務化に関する制度を開始しました。法律の施行により、獣医師は、犬猫の飼い主からマイクロチップの装着の依頼を受けてマイクロチップを装着した場合には、飼い主に対しマイクロチップ装着証明書を発行しなければならないことになりました。
また、令和５年６月からは、診療施設に持ち込まれた「飼い主が判明しない犬猫」に関して、装着されたマイクロチップの識別番号を登録システムで検索することで、飼い主への通報が可能となる予定です。この制度において診療施設で勤務する獣医師は重要な役割を果たすこととなると考えられます。そのため、現在、獣医師に向けた「マイクロチップの装着等の義務化に関する制度説明動画」を環境省が配信中です。

■環境省 動物愛護管理室 担当者（獣医師）よりコメント
TYL社の事業内容には「動物病院支援」があり、診療に携わる獣医師の方々と多くの接点があると考え、本配信動画の周知を依頼しました。本マイクロチップ制度は昨年の６月から開始されているものの、診療に携わる獣医師の方々への周知が行き渡っていない状況でした。今年の６月からは、診療に携わる獣医師の方に限り、環境省のマイクロチップ・データベースへのアクセスが可能となりますので、このタイミングで改めて制度に関する説明動画を配信しました。
マイクロチップの制度により、より多くの迷子の犬猫が飼い主に戻っていくよう、獣医師の方々にはその一端を担っていただければ幸いです。

■TYL取締役 兼 アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋よりコメント
マイクロチップの装着により、犬猫が迷子になった場合でもすぐに飼い主に返すことができ、迷子になったときの不安やストレスを軽減することができます。また、マイクロチップを装着することで、今後、ワクチン接種、既往歴などの健康管理を共有できる新しい獣医療サービスが確立されることも期待できます。
2023年６月より飼い主が判明しない犬・猫に対し、識別番号を登録システムで検索できるようになる予定で、このことは多くの獣医師が把握すべき内容かと思います。獣医療で働く皆さまには、ぜひ「マイクロチップの義務化に関する制度説明動画」をご覧いただき、新しく施行された法律の理解を深めていただければ幸いです。