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【JPRコラム】ペットの治療費について〜後編〜

更新:2013/08/13

1日を通して30℃以上の記録的な暑さを更新した猛暑日が続いています。
そんな中で、冷房のしっかり効いた動物病院では、今日も診察が続いています。
しかし『ペット』&『医療』という世界は、飼主からはブラックボックスに見えます。
特に価格面に関しては特に言えるのではないでしょうか。
JPRは透明化を目的として、前後編にわたり治療費に関して書き連ねています。
今回は後編です。
具体的な事例を混ぜていますので、どうぞ。


Q、診療料金が高い動物病院ほど良い治療を行っているということですか?

A、前編でお伝えしたとおり、動物病院は自由診療で各動物病院がそれぞれ独自に値段設定をしています。
そのため、中には適正な値段設定をしていない病院も残念ながらあるかもしれません。また地域により、標準価格(公式な設定は勿論ありません)が大きく異なっている場合もあるかもしれません。
ですので、「高い」=「良い治療」と言い切ることはできません。
しかし、通常は診察料金が高いということはそれだけ充実した設備やスタッフを備えているとか、最新の治療法を行っているということを示しています。大切なことは金額にあった治療内容であるかどうかということを飼い主さん一人一人がちゃんと見極める必要があるということです。


Q、動物の種類によって値段が変わることはあるのですか?

A、ペットはワンちゃんだけを見ても体重が1キロに満たないチワワから50キロもあるセントバーナードまで体格に差があります。
体重の違いは当然使用する薬品の量の違いにもなりますし、入院するスペースやX線の照射量なども異なってきます。
ですから動物の大きさによって当然治療費は異なってきます。
また、たとえ同じ大きさのネコちゃんでも大人しく治療をさせる子と数人がかりで押えて鎮静剤を使用しないと触れない子では治療の方法が変わるため、治療費が同じように変わってくることがあります。
しかし、こちらも基準に関しては定められておらず、動物病院ごとに設計されているという現状です。

Q、少しでも治療費を安くする方法って何かないですか?

A、治療費の負担を軽減させる最もよい方法は「ペットを病気にさせない」ことが一番です。
あたりまえのように思われるかもしれませんが、毎年のワクチンやノミダニ・フィラリアの予防をきちんと行うことが、ペットが健康で治療費を使わないで済む最も大切な方法です。
病院に行くと高くつくからと自己流で治そうとしたり、人の常備薬を勝手に使うとかえって症状が悪化して結果として余計に治療費がかかってしまうこともあるため、絶対にしてはいけません。
治療費ではありませんが、各地方行政が行っている「避妊去勢手術助成金制度」などを上手に利用するのもペットにかかるお金の負担を軽くする一つの方法だと思います。


治療費に関しては、自由診療であるために、動物病院により大きく異なります。
時折問題にもなりますが、「悪徳動物病院」「拝金主義の獣医師」もまだ存在するのではないでしょうか。
行政機関や獣医師各団体では、ペット市場における唯一の国家資格の元で行われている業界であることを再認識して頂き、整備を行っていただくことが重要ではないかと考えられます。

ご質問・お問い合わせは随時受付中
これからもよろしくお願いしますm
E-mail:info@jprpet.com

 

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