イヌの腸内フローラ検査サービス「Wankinso」開始

2019/02/01

国立大学法人愛媛大学発ベンチャーの株式会社VEQTA(大阪市中央区 代表取締役:俵 文利、以下「VEQTA」)と国立研究開発法人理化学研究所認定ベンチャーの株式会社サイキンソー(東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠、以下「サイキンソー」)が、2月1日(金)より、家族であるペットの健康生活及び未病の改善を目的としたイヌの腸内フローラ検査キット「Wankinso」(ワンキンソー、税別18,000円)の受託受付を開始します(注)。

Wankinsoはイヌの腸内フローラ解析サービスで、イヌの適切なフードの選択や、将来の健康リスク低下につなげてもらうことを目的としています。
ヒトの腸内フローラ解析サービスで、国内にて先端を走っている「サイキンソー」と、ペット・家畜のDNA解析、バイタルセンシング開発を行っている「VEQTA」が連携することにより「家族まるごと健康生活が保てるパック検査」を展開していきます。
また両社は、未病対策として「腸内細菌叢の状態を診療の参考にしたい」という動物病院のニーズに応えるべく、「VEQTA」の獣医師を中心とした加速的な研究を行っております。
(注) 検査キットの提供開始は2月中を予定。

Wankinsoについて

Wankinsoは、ホームページから申込み、送付された検査キットを用いて糞便を採取して返送するペット向け腸内フローラ解析サービスです。最先端の科学技術を用いて、腸内細菌の全体像をDNAレベルで明らかにします。具体的には、次世代シーケンサーを用いて腸内にいる細菌の16S rRNA遺伝子を解析し、どの様な細菌がどのくらい腸の中に住んでいるのかを分析します。
イヌの腸内フローラのバランスは、食生活が密接に関係していると考えられていることから、分析結果は腸内環境を良好にするためのペットフードの選択や、将来の健康リスク低減に役立てる判断材料として活用できます。
なお、本サービスが提供する判定結果は、イヌの疾病リスクを示すものではなく、診断その他の医療行為ではないことをご留意ください。

■腸内フローラとは
私たち人間の腸内には、1,000種類以上、数にして数百兆個もの腸内細菌が住み着いています。腸内細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、互いに競い合い、助け合いながら生きる”生態系”を作っています。この非常にたくさんの細菌をまとめて「腸内細菌叢(腸内フローラ)」と呼んでいます。サイキンソーによる報告をはじめとする最新の研究では、腸内細菌叢が肥満、便秘、糖尿病、大腸がん、アレルギー、自閉症、躁うつ病などの発症に関連している事も示されています。
人間以外の動物においても同様に腸内細菌叢が存在しています。家族であるペットにも、人間に存在する細菌種が同じように存在し、さまざまな病気と腸内細菌叢の関係があることがわかってきました。

■商品詳細
【商品名】Wankinso
【価格】本体:18,000円、税込:19,440円
【受付開始日】2019年1月31日(木)
【内容】(1)便採取棒、(2)便保存容器(固定液)、(3)保存容器封入袋、(4)モニター表、(5)採取方法の説明書、(6)返送用封筒

■ご利用について
申し込みページ https://www.veqta.jp/


【VEQTA概要】
VEQTAは、最先端の科学技術に支えられた予防・健康検査サービスの創生を事業のコンセプトとして、「ペットの飼い主支援」及び「畜産生産者支援」の両輪による企業活動を推進しています。
さらに、犬の腸内細菌叢を検査・解析し、腸の調子を整える食生活や生活習慣の提案をすることで、ペットが健康でより良く生きて行くことに貢献できる、新たなペットフードやサプリメントの開発にも取り組んでいます。
詳細情報につきましては、ホームページ(https://www.veqta.jp)をご覧ください。

【サイキンソー概要】
サイキンソーは「細菌叢で人々を健康に」というミッションを掲げ、医療機関向け腸内フローラ検査「Mykinso Pro」および自宅でできる郵送腸内フローラ検査「Mykinso」を開発・提供しています。誰もが持つ腸内細菌叢の解析と最適化によって、健康寿命の延伸を実現し、社会に貢献してまいります。
詳細情報につきましては、ホームページ(https://cykinso.co.jp)をご覧ください。

会社概要

株式会社VEQTA
代表者 俵 文利
〒541-0041
大阪府大阪市中央区北浜1丁目9-10 北浜宗田ビル
TEL:06-6226-5107
https://www.veqta.jp/

JPR

注目のキーワード

  • ニュースリリース受付
  • イベントカレンダー
  • ペット業界マップ
  • メルマガ会員登録受付