《株式会社エデュワードプレス》VETERINARY BOARD2021年3月号(特集:犬の副腎皮質機能亢進症~コントロールできない症例・合併症について考える~)を発刊

2021/03/17

獣医学書籍等を発刊する株式会社エデュワードプレス(所在地:東京都町田市、代表:西澤行人)が、2021年3月15日「VETERINARY BOARD 2021年3月号」を発刊しました。

多くの臨床獣医師は、典型的な副腎皮質機能亢進症(hyperadrenocorticism:HAC)の犬を診断し、トリロスタンを用いて治療することができている一方で、HACに伴う典型的な臨床症状を呈さずにACTH刺激試験でコルチゾール濃度が高値を示す症例や、自信をもって診断したHACの症例においてトリロスタンによるコントロールがうまくいかないような症例、さらに、HACに伴う合併症のコントロールに苦慮した症例などを経験されたことがあるのではないでしょうか。

3月号の特集は、典型的なHACの犬に対する診断および治療から一歩踏み込んで、思うようにいかない副腎皮質機能亢進症について徹底解説。知っておくと臨床現場で必ず役に立つHACの“ツボ“を紹介します。また、臨床現場で遭遇することがある一筋縄ではいかないHACの7つのタイプの症例について、どのように解釈し治療につなげていったのか、エキスパートたちの対処法を紹介します。

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特集詳細

■総論:犬の副腎皮質機能亢進症
執筆/大森啓太郎先生(東京農工大学)
HACの基本のおさらいから、疫学、合併症、診断および治療に関する最新の情報まで詳しく解説。診断で迷うポイントや評価の方法についての解決策をフローチャートでわかりやすく解説します。

■症例報告①:典型的な副腎皮質機能亢進症の症状を発現していないが検査値のみ高値を呈した一例
執筆/小宮拓巳先生(三鷹中央どうぶつ病院/ER 動物救急センター府中/日本獣医生命科学大学)、森 昭博先生(日本獣医生命科学大学)
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■症例報告②:下垂体依存性副腎皮質機能亢進症に続発した動脈血栓症に対し抗血栓治療が奏効した犬の一例
執筆/長田大翔先生、大森啓太郎先生(東京農工大学動物医療センター)
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■症例報告③:ミオトニア(筋緊張症)を続発した二例
執筆/米澤智洋先生(東京大学附属動物医療センター)
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■症例報告④:トリロスタンによる副腎壊死が疑われた一例
執筆/永田矩之先生(北海道大学)
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■症例報告⑤:膵炎を合併した一例
執筆/金本英之先生(DVMs 動物医療センター横浜)

■症例報告⑥:神経症状の発現により放射線治療を実施した下垂体依存性副腎皮質機能亢進症の二例
執筆/小宮拓巳先生(三鷹中央どうぶつ病院/ER 動物救急センター府中/日本獣医生命科学大学)、森 昭博先生(日本獣医生命科学大学)

■症例報告⑦:両側副腎摘出により臨床症状がコントロール可能となった下垂体依存性副腎皮質機能亢進症の犬の一例
執筆/古川林太郎先生(動物先端医療センター・AdAM)、大森啓太郎先生(東京農工大学)

株式会社エデュワードプレスについて

・社名:株式会社エデュワードプレス
・設立日:1987年12月
・所在地:〒194-0022 東京都町田市森野1-27-14 サカヤビル2階
・代表:代表取締役社長 西澤行人
・事業内容:出版・電子出版事業、映像事業、セミナー事業、広告企画・コンサルティング事業、エデュテック事業
※2020年5月1日 株式会社インターズーは、株式会社エデュワードプレスに社名変更いたしました。

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