《株式会社エデュワードプレス》SA Medicine2021年4月号を発刊。新特集の第2回目、4月号の特集は「発作」について

2021/04/03

獣医学書籍等を発刊する株式会社エデュワードプレス(所在地:東京都町田市、代表:西澤行人)が、2021年4月1日「SA Medicine 2021年4月号」を発刊しました。

SA Medicineでは、2月号から新特集シリーズ『診断に導く思考戦略~第一線ではどう考える?~』がスタートしました。

臨床現場では、来院初期において鑑別疾患や優先順位を正しくつけられないケースがあります。目的を持たず漠然と検査を行ってしまうと、診断・治療の遅れや、本来不要かもしれない検査による獣医師の時間的拘束、動物への身体的負担、飼い主への経済的負担とつながりかねません。

そこで、新しい特集シリーズでは、症候を切り口に、鑑別疾患をどのように絞り込んでいくか、第一線の先生方の“頭の中(思考)”に焦点をあて、
①来院の初期段階で的確に鑑別疾患を挙げられる
②その優先順位をつけられる
③必要な検査を選択・組み立てできる

この3つを目標に、最終的な診断にいきつくまでの思考とプロセスについて取り上げます。
総論では、診断の第1歩として重要なポイントを「総合内科医」と「救急・集中治療医」のそれぞれの視点から解説していただきます。ここでは2つの視点の違いにご注目ください。その後、各論では詳細な診断アプローチについて各分野の先生から解説していただきます。診断プロセスだけでなく、その診断に至る「根拠」もしっかり理解でき、応用力も身につく特集となっております。

新特集の第2回目、4月号の特集は「発作」についてです。

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特集について

SA Medicineは、初回のテーマ「嘔吐」に続き、第2回のテーマに「発作」をとりあげました。
各論には飼い主が「発作」を主訴に来院した際、原因である可能性の高い「代謝・内分泌疾患」「神経疾患」「循環異常」の3つを掲載しています。今回は各論の最後に紹介しておりますケーススタディーを各2つずつ、計6つを掲載しておりますので、さまざまなケースを学ぶことができます。

第一線でご活躍している先生は何を考えながら動いているのか、先生の頭の中をのぞき見できる豊富な図を交えて徹底解説しています。また、ゴールが見えることで「何をするべきか」を理解できる、「診断プロセス(フローチャート)」は必見。本特集で「初期診断時の思考」と「確定診断への思考」の両方を学んで、または復習していただき、明日の診療にお役立てください。

≪総論≫
・総合内科医の視点/桃井康行先生(東京大学大学院農学生命科学研究科獣医臨床病理学教室)
・救急・集中治療医の視点/上田悠先生(ノースカロライナ州立大学・救急集中治療科)

≪各論≫
・代謝・内分泌疾患による発作/坂井学先生(日本大学生物資源科学部獣医学科獣医消化器病学研究室/日本大学動物病院一般内科・消化器科)
・神経疾患による発作/伊藤大介先生(日本大学生物資源科学部獣医学科獣医神経病学研究室)
・循環異常による発作/福島隆治先生(東京農工大学農学部附属動物医療センター)

連載について

≪ボーダーラインを見極める!内科的治療の限界と外科的介入 Vol.5:門脈体循環シャント≫

内科疾患における治療の限界と、いつ外科的介入を決断するのかの「ボーダーライン」に焦点を当てた本連載の第5回目のテーマは「門脈体循環シャント」です。内科的治療は華園究先生(酪農学園大学獣医学群獣医学類放射線生物学ユニット) 、外科的治療は鈴木周二先生(日本獣医生命科学大学付属動物医療センター)にご執筆いただきました。
健康診断でみつかることも多い門脈体循環シャントを正しくインフォームドコンセントできるよう「高齢になってみつかったシャントの対応」「門脈体循環シャントの術後についての正しい理解」など内科的治療を行うケースと、外科的治療の介入が必要なケースを整理してご紹介していますので、臨床現場ですぐに役立ちます。

※本号で小沼守先生(千葉科学大学危機管理学部動物危機管理学科)による連載『獣医分野の文献を読み解くための「統計用語」解説』は最終回となります。

次回より大参亜紀先生(東京大学動物医療センター内科系診療科)による新連載『化学療法薬の有害事象 ~毒を以て毒を制すための極意~』が開始します。

株式会社エデュワードプレスについて

・社名:株式会社エデュワードプレス
・設立日:1987年12月
・所在地:〒194-0022 東京都町田市森野1-27-14 サカヤビル2階
・代表:代表取締役社長 西澤行人
・事業内容:出版・電子出版事業、映像事業、セミナー事業、広告企画・コンサルティング事業、エデュテック事業
※2020年5月1日 株式会社インターズーは、株式会社エデュワードプレスに社名変更いたしました。

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