《株式会社PLAN-B》保護犬に興味がある200人に動物愛護団体に対するリアルな意見を調査

2022/09/07

株式会社PLAN-B(東京本社:東京都品川区、代表取締役:⿃居本 真徳)が運営する、犬の情報発信メディア「INUNAVI」が保護犬に興味がある人・保護犬をお迎えした人200人を対象に「動物愛護団体・保護犬」に関するアンケート調査を実施しました。

詳しくはこちら▼
https://inunavi.plan-b.co.jp/column/animal_welfare/

調査結果(一部抜粋)

■保護犬をお迎えしてみたい人は68.0%!去年より7.8%上昇

もしわんちゃんをお迎えするなら保護犬をお迎えしたいかについて最も多い回答は「保護犬をお迎えしたことはないが、してみたい」68.0%でした。

いぬなび編集部では2021年にも保護犬についてアンケートを実施しましたが、そのときに「お迎えしてみたい」と回答した人は60.2%だったことから、7.8%の上昇が見られます。

■保護犬をお迎えした場所は「動物愛護センター」「知人・友人」7人が僅差でトップに

実際に保護犬をお迎えしたことがある人23人が対象ですが、保護犬をお迎えした場所で最も多い回答は「動物愛護センター」「知人・友人から」がそれぞれ7人ずつでした。




近年は動物愛護センターが正当な理由のない持込みや業者からの持込みを拒否できるとあって収容されるわんちゃんは減っていますが、その代わりに街中に置き去りにされてしまうわんちゃんもおり、一般の人が保護することも珍しくありません。

また、わんちゃんのお世話ができなくなってしまった人を知人から紹介されたり、ブリーダーから繁殖引退犬などを譲り受けるといったこともあり、保護犬をお迎えする場所は多様なことがわかる結果となったのではないでしょうか。

■動物愛護団体の保護犬の里親になる条件は「いいと思う」が59.0%

動物愛護団体の保護犬の里親になる条件で最も多い回答は「いいと思う」59.0%でした。

しかし、「厳しすぎると思う」と回答した人も39.0%おり、約4割というのは決して少なくない数字と言えます。

わんちゃんが再び辛い思いをしないためにと考えられた条件で、動物愛護団体によっても条件は異なりますが、中には現代の多様性のある家族の形に合っていない条件もあり、そういったことがこの結果になったと考えられます。

実際、みなさんどう感じているのでしょうか。実際のコメントをご紹介します。

■実際のコメント
【いいと思う】
「犬を最後まで育てることができるくらいの信頼度がある設定だと思うから」(男性 / 20代)

「ペットは家族の一員なので、条件は厳しめでも問題がないと思う。むしろその条件をクリアできないなら迎えるべきではないと思う」(男性 / 40代)

「責任を持って犬を世話できる人を選ぶためには、ある程度のしっかりした基準が必要と思うからです。但し、あまりに厳しすぎるとお迎えしようとする人が少なくなるので、そこが問題です」(男性 / 50代)

「いいと思う」と回答した人は、厳しすぎるのは間口を狭めるといった心配のコメントも多く見られましたが、ある程度条件を決めるのはわんちゃんのためにも大切だと考えているようです。

【厳しすぎると思う】
「それぞれの条件理由も理解出来ますし、リスクも十分理解出来ますが、助けたい命に対し、全部の条件をクリア出来る方が追いつかないのではと思っています」(女性 / 30代)

「確かに厳しくしたほうが安易な考えで迎える飼い主は減るが、条件に当てはまるというだけで、わんちゃんのことを考えているかは別だと思う。実際、保護犬迎えたけど大変だから手放すという人もいるし」(女性 / 40代)

「昭和の時代の家庭を思い浮かべているのかなという条件が多く、令和のこの時代の暮らしにはその条件で当てはまるのはごく一部だし普通の人が条件を満たすのが困難なので、ケースバイケースで柔軟に条件を変えてくれればいいのかなと思うからです」(男性 / 30代)

「厳しすぎる」と回答した人では、「条件を出すのはわかるが~」と理解を示した上で、現代に見合っていない条件(単身不可、未婚カップル不可、賃貸不可など)を疑問視するコメントが多く見られました。

また、実際に猫のボランティア団体にいたと言う人からもこんな声が...

「猫のボランティア団体にいました。独身の方や子供のいない方がメンバーにわりといたので、子供不可や単身男性不可などへの理解のなさや厳しさが半端じゃなくていやでした」 (女性 / 40代)

動物愛護団体によっては面談によって条件を譲ってくれることもありますが、絶対に譲らない団体もあるので難しいところなのかもしれません。

【ゆるいと思う】
「実際に飼ったときの大変さを知らないで、可愛いと思っているだけで見に行く人も多いと感じるためです。テレビでもよく自宅で過ごすことが増えてペットを飼い始める人が多いと聞くが、同時にいざ飼うと大変で捨てる人も増えているためです」(女性 / 30代)

「条件を厳格にしても、飼育放棄する飼い主がいる現実がある」(女性 / 50代)

「それだけの条件をクリアして里親になった人間が虐待をしてまた新しい保護犬などを迎えているという現実があるため。もっと法的にも踏み込んで里親になるための条件を設定しなければならないと強く思っています」(女性 / 40代)

「ゆるいと思う」と回答した人では、条件をクリアして保護犬を迎えても、虐待したり飼育放棄する人がいることをあげており、条件がゆるいというよりは里親になるための条件の見直しを求めるコメントが見られました。

確かに、「厳しすぎる」でも同じようなコメントが見られることから、条件をクリアすればわんちゃんをお迎えする資格があるという今の傾向をもう一度見直してみる必要があるのではないでしょうか。

■動物愛護団体のイメージは「保護された動物を第一に思っている」「意見が一方的」

みなさんが考える動物愛護団体のイメージは、良いイメージから悪いイメージまでさまざまでした。

どうしてそう思ったのか、実際のコメントをご覧ください。

■実際のコメント
【良いイメージ】
「動物の立場になって考え、真摯に向き合っているイメージ」(女性 / 40代)

「動物のために働きかけていてすごいとおもう。個人ではなかなか出来ないので、団体として働きかけるのはよいと思う」(女性 / 30代)

「一生懸命に保護をしていただいており、尊敬している」(男性 / 20代)

「動物の命を懸命に守ろうとする責任感があると思います。普通の人よりも動物の生態に詳しく、動物たちを人間と同等のひとつの命として大切に扱っている印象があります」(男性 / 30代)

「テレビのイメージが強いせいか良い印象」というコメントも複数あり、一生懸命に活動している良いイメージを持っているコメントが多く見られました。

【悪いイメージ】
「自分達は慈善事業をしている、という感じを醸し出している人をたまにみるとガッカリする」(女性 / 50代)

「すべての団体がそうだとは思わないが、中には保護活動をしている自分たちに酔ってる団体もあると感じる」(女性 / 40代)

「自分が居たのでイメージはより悪いです。メンバーが抜ける理由の殆どが人間関係でした。頭がかたい方が多すぎて、新しいやり方も取り入れずいつも余裕なくヒーコラしているだけでした」(女性 / 40代)

実際に見たり経験したことから悪いイメージを持っている人も多く見られました。

近年はSNSなどで活動報告をしている団体も多く、目にする機会も増えてきたことが背景にあると考えられます。

【その他】
「正直、団体によるという印象です。一生懸命に活動をされて真摯に動物のお世話をしている団体もあれば、何だか動物のお世話は適当だけど言うことだけは強気で嫌な印象を受ける団体もあるのかな、と感じます」(女性 / 30代)

「良い団体はSNSや広告を工夫しペットのためになる活動をしていると思います。しかしエゴがいきすぎたり、小さな親切大きなお世話を地でいくような団体も目にします」(女性 / 30代)

「やはり、「命」を守るために日夜頑張っている人達であると思います。やたらと人権ばかりが尊重されても動物さん達を大事に出来ない社会は宜しくないです。ただ、思うところを言わせて頂きますと、動物保護団体に限らず一部の活動団体には、自分たちは正しい事をしているのだから我々の意見が全て通って当然である、かのような態度や発言が垣間見えることが、時としてあるように思います」(男性 / 50代)

「多くの保護団体は、犬のことを考え、犬第一で活動されていると思います。ただ、一部の保護団体では、譲渡時に異常なまでの高額の寄附金を必要とするところがあり、もはやペットショップと変わらないのではないか、と感じることがあります」(女性 / 30,代)

また、一番多く見かけたのが「団体による」というコメントでした。

確かに、日本国内だけでも動物愛護団体は数百という数が存在し、そこで活動する団体もさまざまなため一括りにすることはできません。真面目に活動している団体とそうでない団体があることを知っている人が多いことは保護犬や動物愛護に関する意識が高まっているためと考えられるのではないでしょうか。

■調査結果まとめ(JP PET NEWS内で紹介していない調査結果も含みます)

・保護犬をお迎えしてみたい人は68.0%と、調査人数は異なるが前年度の調査より7.8%の上昇が見られた。

・実際に保護犬をお迎えしたことのある人は11.5%見られ、迎えた場所は「動物愛護センター」「知人・友人から」がそれぞれ7人で最多、情報を得た方法は「知人・友人から」が11人で最多と、多くの人の保護犬に対する意識が高まっていることがわかる結果に。

・動物愛護団体と動物愛護センターの違いを「良く知っている」は7.5%にとどまり、保護犬意識は高まっていても、収容する施設についての役割りが周知されていないことが浮き彫りになった。

・動物愛護団体の里親になる条件は「いいと思う」が59.0%で最多となったが、「厳しすぎる」と回答した人の中には現代社会にあっていないことを指摘する声も多く見られた。

・動物愛護団体のイメージは「保護された動物を第一に思っている・熱心」といった良いイメージが多く見られた一方で、「自分の意見を押し付ける・一方的」といった悪いイメージも多く見られた。

・動物愛護団体が提示する譲渡費用は9割以上の人が「内容が明確なら納得できる」と回答。更に、高額な譲渡費用を要求したり適切に飼育されていない一部の悪質な動物愛護団体の存在を「知らなかった」という人は61.5%おり、トラブル防止のためにも周知させる必要があると考えられる。

・保護犬をお迎えする際に動物愛護団体に求めることは「透明性」や「里親になりたい人に寄り添って欲しい」などのコメントが多く見られた。

アンケート調査の実施について

■調査概要
アンケート内容:動物愛護団体・保護犬に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
対象者:保護犬に興味がある人・保護犬をお迎えした人200人(女性133人 / 男性67人)
アンケート実施期間:2022年8月17日~8月18日
※回答者の属性については本記事内に掲載

■運営会社
株式会社PLAN-B(https://www.plan-b.co.jp/
代表取締役:⿃居本 真徳
従業員数 :171名 ※2021年12月現在(グループ会社含む)
事業内容:デジタルマーケティング事業、メディア事業

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